こんにちは、yasuyukiです。

京都市北区にある大田神社は、京都世界遺産上賀茂神社「賀茂別雷神社」の摂社ですが、起源は上賀茂神社よりも古く、京都市上賀茂で最も古いの神社といわれており、平安時代の保安元年には鳥羽天皇が大田神社に来宮され、それ以来天皇家や貴族の信仰を厚く受けられています。

大田神社は上賀茂神社の八摂社のひとつで現在は賀茂別雷神社の境外摂社で古くは「恩多社(おおたじんじゃ)」ともいい、 古くは、延喜式にも載(の)せられていた式内社として伝えられています。

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京都市北区上賀茂【太田神社】

京都市北区にある太田神社は、上賀茂神社、二葉稲荷神社、太田神社と神社が並んでおり、上賀茂神社の東約500メートルの地にあります、御祭神として天鈿女命(あめのうずめ)が祀られており、総祀年代は不明で、五穀豊穣を願って、この地の地主神を祀ったのがはじめと伝えられています、また天鈿女命(あめのうずめ)を御祭神とされている神社の多くは、芸能の神として信仰されているといわれます。

※『創祀』「そうし」と読み、『祀』は神様をまつるという意味で、創祀とは、その場所で神様を最初にまつることで、神社の起こりのことをいいます。

太田神社のカキツバタ

上賀茂神社を東へ約5分」ほど歩いた所にある、境外摂社である「大田神社」は、例年5月上旬から中旬にかけてカキツバタが見頃を迎えます、大田神社は、平安時代にその名が登場するとても歴史のある神社です、古くは恩多社(おんたしゃ)という名前でも呼ばれていました、創建された年は不明ですが、賀茂で最古の神社であることから長寿福徳のご利益があると信仰されてきました。

御祭神として祀られているのは天鈿女命(あめのうずめのみこと)天岩戸(あまのいわと)に隠れてしまった天照大神(あまてらすおおかみ)に出てきてもらうために踊り、八百万の神々を大いに盛り上げたという神話でも知られています、踊り子の女神である天鈿女命にちなんで、大田神社は芸能上達でも信仰を集めてきました。

大田神社の南側に広がる「大田の沢」は、約2,000平方メートルの広さがあり、水辺にはカキツバタの群落が自生しています、1939年には「大田ノ沢のカキツバタ群落」として国の天然記念物に指定されました。

京都市北区上賀茂太田神社(おおたじんじゃ)へのアクセス

  • 正式名:大田神社 別名:恩多社(おんたしゃ)
  • 所在地:〒603-8047 京都市北区上賀茂本山340
  • TEL:075-781-0011
  • 創建:不詳

料金:カキツバタ育成協力金300円

  • 時間:日の出~日没

京都市北区上賀茂太田神社(おおたじんじゃ)への交通のアクセス

バスでのアクセス

  • JR京都駅前:京都駅バスターミナルより
  • 京都市営バス4系統(A2乗り場)上賀茂神社前~徒歩で東へ
  • 京都市営バス9系統(B1乗り場)上賀茂御薗橋~(上賀茂神社前)~徒歩で東へ徒歩約5分  

地下鉄でのアクセス

  • 京都市営地下鉄烏丸線+バスでのアクセス
  • JR京都駅より:地下鉄烏丸線国際会館行き~北大路ターミナル下車「市バス北3系統」「市バス37系統」徒歩で~上賀茂神社前~徒歩で東へ約5分

タクシーでのアクセス

  • JR京都駅を出たところにタクシー乗り場があります。
  • 京都駅新幹線乗り場にMKタクシーの乗り場がありまあす。

京都バスでののアクセス

  • 京都バス:出町柳~上賀茂御薗橋下車~徒歩で
太田神社の駐車場

駐車場:無し(上賀茂神社駐車場利用可 

※5/1、5、15、16は不可

  • 上賀茂神社の駐車場
  • 上賀茂神社には、参拝者駐車場が用意されています。
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